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リノベーション物件(リノベ物件)とは?メリット・デメリットをご紹介

2022.12.22

マンションリノベ物件一戸建て家を買う

家の購入を検討する際、新築物件・中古物件やマンション・一戸建てなど、マイホーム購入の選択肢は様々です。

また、新築よりも安い中古物件を購入し、自分の好みに合わせてリノベーションする方法や、中古物件がリノベーションされて売り出されているリノベーション物件(リノベ物件)なども近年では人気となっています。

今回はその中でもリノベーションやリノベーション済み物件(リノベ物件)についてご紹介させていただきます。

リノベーション物件(リノベ物件)って何?

リノベーションとは?

リノベーションとは、リフォームのような部分改修よりも大規模な改修工事の事を指します。リフォームとリノベーションの差に明確な基準は無いものの、リフォームは「新しいものに取り換える」、リノベーションは「作り変える」といった意味合いで使用されるケースが多いと感じています。

リノベーション物件(リノベ物件)とは?

リノベーション物件とは、中古のマンションや一戸建てを、現代の生活スタイルに合った住みやすい間取りへ変更する、デザイン性を向上させる、断熱性能や耐震性能など機能面を向上させる、最新の機器や機能を活用するなど、物件自体に新たな価値を見出すためのリノベーションやリフォームが施された物件がリノベーション物件(リノベ物件)と呼ばれています。

リノベーション物件(リノベ物件)のメリット

3つのポイント

  • ・同じような面積の新築物件に比べて安価で購入できる
  • ・同じような築年数の中古物件に比べて機能性やデザイン性が高い
  • ・リノベーション済み物件ならすぐに入居が出来る

同じような面積の新築物件に比べて安価で購入できる

リノベーション物件の利点として、新築物件と比較すると価格が安くなっていることが、よくあげられます。「リノベーション済み」「購入してリノベーション」のどちらも、新築で購入するよりは安価となるケースが多くなります。

また、中古物件は新築物件よりも流通している数が多いため、エリア内での選択肢が多くなるのも魅力のひとつと言えます。

同じような築年数の中古物件に比べて機能性やデザイン性が高い

中古物件をリノベーションして機能や設備を新しくするため、同じ築年数の中古物件と比べて機能性やデザイン性は高くなっています。
また、もし自分でリノベーションを行うならば、様々な要望をオーダーすることが可能なため、予算にもよりますが、自分好みのデザインや自分のライフスタイルに合わせた間取り・内装・設備を取り入れることが出来ます。

リノベーション済み物件ならすぐに入居が出来る

リノベーション済みの物件の場合、現況が空きの場合すぐに入居することが可能です。
転勤やお子様の進学など、予定が決まっている場合はメリットになります。

リノベーション物件(リノベ物件)のデメリット

3つのポイント

  • ・築年数がたっている
  • ・リノベーションの範囲を確認する必要がある
  • ・中古物件を買ってリノベーションする場合、すぐに入居が出来ない

築年数がたっている

新築ではないため当然ですが、築年数が何年か経過しています。
仮に20年、30年と築年数が経過した物件は、目に見えない箇所に不具合が生じている可能性もあり、住み続ける中でそれらが発覚してくる可能性もゼロではありません。

リノベーションの範囲を確認する必要がある

たとえば、1981年以前に建築確認を受けた建物の場合、新耐震基準を満たしていない可能性もあります。次の項目で明記した、3つの注意点をはじめ、リノベーション物件や中古物件を購入してリノベーションする場合、しっかりと購入前に確認しておくことが重要になります。

中古物件を買ってリノベーションする場合、すぐに入居が出来ない

リノベーション済みの物件の場合、現況が空きなら即入居できますが、中古物件を買ってリノベーションする場合、まず物件の売買代金を支払い、その後リノベーションの着手となります。
そのため、物件購入して即入居は出来ず、リノベーション完了まで家賃と住宅ローンを支払わなければなりません。

リノベーション物件(リノベ物件)の3つの注意点

リノベーション物件は、物件が建てられた時期やリノベーションの範囲など確認しておくべきことが御座います。今回はその中で3つの確認ポイントを注意点としてご紹介いたします。

  • ・耐震性を確認
  • ・配管の交換を確認
  • ・電気容量を確認

耐震性を確認する

1981年以前に旧耐震基準で建築確認を受けた建物の場合、新耐震基準を満たしていない場合があります。

例えば、新耐震基準では、「震度6~7程度でも倒壊しない水準」が求められていますが、旧耐震基準では「震度5強程度で倒壊しない水準(震度6~7程度は明言なし)」となっていたため、建てられた日によっては耐震性を確認する必要があります。

配管の交換を確認する

築数十年の中古物件がリノベーションによって、見た目や内装、設備などが綺麗になっていたとしても、配管が交換されていない場合があります。

例えば、金属の配管などは経年劣化で配管自体が錆びたり腐食したりします。また、樹脂製の配管であったとしても、目安となる耐用年数があるため、配管の種類や交換の有無も築年数によっては確認しておいた方がよいでしょう。

電気容量を確認

電気容量とは、同時に使用することが出来る総使用電流(アンペア)の事を言います。電子レンジとケトルとドライヤーを同時に使用するとブレーカーが落ちる原因は、建物の電気容量を超えたことによるものです。

例えば、築年数の古い物件は、この電気容量が低いケースがあり、使用する家電の数によっては頻繁にブレーカーが落ちてしまう場合があります。電気容量自体を増やす事が出来るかどうかは物件次第となってくるため、古い物件の場合は事前に電気容量を確認しておいた方がよいでしょう。

まとめ

今回はリノベーション物件(リノベ物件)についてご紹介させていただきました。
リノベ物件は、新築や中古などと同様にメリット・デメリットがあり、注意点も御座います。

FUKUYAグループではリノベ物件のご相談や、中古物件を購入しリノベーションを行うことも、ワンストップでご支援させていただくことが可能です。
もし様々なパターンの家を比較し、検討したいと思ったら、まずはお近くの福屋不動産販売へご相談ください。

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